よくあるご質問

診療に関するよくあるご質問にお答えします

老年期うつ病

寝たきりにつながることはありますか?

症状を放置すると、活動量の低下から身体機能が衰え、寝たきりや要介護状態につながる可能性があります。また、認知症の進行を早めたり、自殺率も他の年代より高いことが知られています。一方、早期に治療を開始すれば、こうした悪循環を防ぐことができ、その後の生活の質を大きく左右します。「年のせい」「仕方ない」と見過ごさず、早めの受診をお勧めします。

気分の落ち込みよりも、頭痛・腰痛・めまい・しびれ・耳鳴り・胃部不快感・便秘といった身体症状や、食欲不振・不眠・倦怠感・もの忘れの増加として現れることが多いのが特徴です。また、不安や焦燥感が強く落ち着かなくなったり、逆にぼんやりしている時間が増えるといった変化もみられます。内科や外科で「異常なし」と言われた身体の不調が続く場合、老年期うつ病が背景にあるケースもあるため、心当たりがあればご相談ください。

老年期うつ病はもの忘れや集中力の低下など、認知症と似た症状を示すことがあり、「仮性認知症」とも呼ばれます。実際、認知症外来を受診する患者の5人に1人はうつ病性障害という報告もあるほどです。違いは、うつ病の場合は気分の落ち込みや不安が先にあり、本人が「忘れた」ことを自覚して悩む傾向がある点です。一方、認知症ではもの忘れの自覚が乏しいことが多くなります。鑑別は専門医による丁寧な診察で可能ですので、ご家族から見て気になる変化があれば、ぜひご相談ください。

はい、適切な治療を受けることで多くの方が改善されます。一進一退を繰り返しながらの回復となり、若年者と比べて時間がかかることもありますが、薬物療法と環境調整を続けることで、穏やかな日常を取り戻せるケースが大半です。デイサービスなど定期的な交流の場をもつことが回復のきっかけになることも多く、本来持っていた力や自尊心が戻ってきます。「年のせい」と諦めず、早めにご相談ください。

こんなことでお困りの方は
お気軽にご相談ください。

一人で悩まず、まずはご相談ください。
当クリニックでは、あなたに合った治療法をご提案します。