症状が安定し、不安が軽減したら、徐々に減薬していきます。多くの方が最終的には薬なしで生活できるようになります。再発予防のため、ストレス対処法を身につけることも重要です。
薬物療法の効果は2~4週間程度で現れ始めますが、安定するまでには数ヶ月かかることもあります。焦らず、じっくり治療を続けることが大切です。
認知行動療法などのカウンセリングは有効ですが、症状が強い場合は薬物療法と組み合わせる方が改善しやすいです。当院では、まず薬で不安を軽減してから、考え方のクセを見直すアプローチをとります。
全般性不安障害の治療薬は、過剰な不安を適度なレベルに調整するものです。必要な注意力や危機管理能力は保たれますので、「何も心配しなくなる」ということはありません。
心配性は性格の一部ですが、全般性不安障害は不安が過剰で持続的であり、日常生活に支障をきたす疾患です。仕事や家事に集中できない、身体症状が出るなど、生活の質が著しく低下している場合は治療が必要です。