原因・メカニズム
女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少により、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、うつ症状が現れます。更年期特有の身体症状(ほてり、発汗など)も精神症状を悪化させることがあります。この時期は高齢期に向けた心身の大きな転換期であり、適切なケアが重要です。症状を放置すると、活動量の低下や寝たきりのリスクを高める可能性もあるため、早期の治療が大切です。
当院の診断アプローチ
年齢、症状の内容、ホルモン状態などを総合的に評価します。必要に応じて婦人科との連携も行います。
「笑顔での卒業」に向けた治療方針
当院では、スタンダード(標準)なガイドラインに基づいた治療を誠実に提供します。
1. 症状の評価と婦人科との連携
うつ症状の程度と更年期症状の程度を評価します。必要に応じてホルモン補充療法(HRT)を行っている婦人科と連携します。
2. 薬物療法と心理的サポート
抗うつ薬や抗不安薬を使用し、症状を軽減します。同時に、更年期に特有の不安や悩みに寄り添います。
3. 生活の質の向上と卒業
症状が安定したら、減薬を検討します。更年期を乗り越え、新しいライフステージを前向きに過ごせるようサポートします。